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2017.08.12

忘れないでいたいこと

産科病棟の最終日、翌日退院するお母さんたちが集められて退院後の生活のアドバイスを受ける時間がありました。
初産婦さんは私ともう一人、小柄な気さくな女性、二人目出産の女性が二人、若い明るい髪の女性と眼鏡のよく笑う女性。
全ての説明が終わり、少しお母さん同士の紹介しあいっこがありました。
二人目ママさんは、二人目の子の世話に加え、一人目の子のヤキモチや赤ちゃん帰りの大変さを教えてくれました。母も子も泣きながら母乳を卒業したこととか…(二人目を妊娠中に一人目の子の母乳をあげると、子宮が収縮して流産のリスクが高まるそう)
私は母乳の心配や、体重が少ない心配のことなど…
そんななか、最後は初産の気さくな女性だったんだけど、
彼女はなかなか子供を授からず、それでもどうしても欲しくて体外受精をして、やっと授かって、そしたら今度は糖尿病になってしまって、激烈な食事制限をして出産に至り、分娩台に上がったら陣痛が止まったので帝王切開でやっと赤ちゃんに会えたそう。でも術後は糖尿病のためにモルヒネが使えず、痛みをベットで転げ回りながら耐えたそう。
淡々と話しながら、ポロポロと涙を流していた。
下から産みたかったけど、すごい可愛くて、すごい幸せ…
とポツリポツリ
そこにいたどの人もポロポロと涙が止まらなかった。助産師さんも。
下も緩んでオシッコが止められない頃だったし、悪露もナプキンしないとてんやわんやだし、おっぱいも強烈に張っていきなり「ター」としたたるのを止められなかったし、もぉ、あらゆるところから滲むのを止められなかった…。涙も。
弱っていた、とも言えるんだけど、あの空気間は独特のものがあったな。
お母さん同士の境界がとろけて、1つのスライムになって、同じ気持ちになってたんだと思う。
あの人にまた会いたいし、あの日のことは忘れないでいたい。
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